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Desk's Note

 

 ワールドワイドな視点で今年前半の記憶に残る言葉を拾ってみる。ギリシアの財政問題とEUの対応、株価の乱高下、難民問題、一層激しさを増すテロ・・アメリカとキューバとの国交回復や英キャサリン妃の第2子誕生などホッとするニュースがないわけではないが国際交流とは裏腹の言葉ばかりが並んでしまう。直近ではドイツの大自動車メーカーフォルクスワーゲンの不正問題で米独にとどまらずヨーロッパ中が大揺れ。一国が咳をすれば世界中が風邪で大騒ぎする時代である。

 

 所詮人間の営みが織りなすものだから国際間で軋轢が生じるのは当然という冷めた見方もできるだろうがそんな混迷の時代に「国際交流」の名を冠して、のんびりとした活動をしていていいものかと思うことがある。

 

 私たちの活動が意義深いものになっているかどうか自問自答をしながら手探りの毎日であるが、いやいやそんな時代だからこそ焦らないゆっくりとした身の丈の活動こそが大切と気持ちを奮い立たせている。

 

 二年前スタートしたHPを10月からリニューアルした。しばらく更新がなされておらず皆さんにはご迷惑をおかけした。国際交流に関心のある方にはぜひじっくりとご覧いただきたい。内容体裁について忌憚のない声を聴かせていただければ幸いである。(М)

 

                                     2015年10月1日作成

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